老人ホームの中の高級老人ホームの立ち位置

老人ホームは大きく分けて、「要介護状態」と「自立状態」の方を対象とした施設があります。それぞれどのようなものがあるか見ていきましょう。

要介護者を対象とした施設には、民間施設、公的施設ともに3種類ずつあります。民間施設の一つ目は、介護付有料老人ホームといって、自立~要介護5の方を対象としています。二つ目は住宅型有料老人ホームといって、こちらも自立~要介護5の方を対象としています。三つ目はグループホームといって、要支援2~要介護5の方を対象としています。公的施設の一つ目は、特別養護老人ホームといって、要介護3~要介護5の方を対象としています。二つ目は介護老人保健施設といって、要介護1~要介護5の方を対象としています。三つ目は介護療養型医療施設といって、要介護1~要介護5の方を対象としています。

自立状態の方を対象とした施設には、民間施設が5種類、公的施設には2種類あります。民間施設の一つ目はサービス付き高齢者住宅といって、自立~要介護3の方を対象としています。二つ目は健康型有料老人ホームといって、自立の方のみを対象としています。三つ目は高齢者専用賃貸住宅といって、自立~要介護3程度の方を対象としています。四つ目は高齢者向け優良賃貸住宅といって、自立~要介護3程度の方を対象としています。五つ目はシニア向け分譲マンションといって、自立~要介護5の方を対象としています。高級老人ホームについては、すべて民間施設となります。